Research-1
梅干し屋の研究と
ニワトリ
日本最大の梅の産地である、和歌山県みなべ町で100年続く梅干し屋である紀州ほそ川と、その研究開発部門である紀州ほそ川創薬。1990年代より梅の有効成分に着目し、いち早く複数の大学と共同で伝統食材の研究をおこなってきました。現在も、ニワトリによい影響がみられたことに着目したから始まった研究を続けています。
1996年、業界初となる海水を真水に変える技術を応用した特殊装置を設置。この革新的な機器と技術により、 梅酢から塩分だけを取り除き、梅酢有効成分群を世界で初めて活用できるようになりました。そこからさらに有用成分の抽出加工研究を続け、梅酢から特殊製法で抽出加工した梅有用成分を与えたニワトリによい影響がみられたことに着目しました。
試験の結果、特定の梅抽出物を添加した卵は、葉酸濃度や老化によるハウユニット値(卵の鮮度の指標で白みの盛り上がり度合いを示す値)に変化がみられ、品質を保つことも分かりました。また、梅有用成分によってニワトリへの影響が明らかになりました。
Research-2
医学博士との共同研究

特定の梅有用成分を与えたニワトリの研究結果を受け、最初は半信半疑だった医師らも梅有用成分を摂った妊活中の女性の栄養状態を見て、サポートできるのではないか、と共同研究がスタートします。当時、和歌山県立医科大学では、長年梅成分の研究に携わられている宇都宮洋才博士が研究を実施しました。

宇都宮 洋才 先生
大阪河﨑リハビリテーション大学
機能性医薬食品探索講座 教授
(元 和歌山県立医科大学 准教授)
医学博士 専門:病理学
梅干しの効能を国内外の共同研究によって医学的に解き明かす。梅干博士として知られる。
メディア出演:あさイチ/主治医が見つかる診療所 他多数
Research-3
レディースクリニック
産婦人科との臨床研究
2010年レディースクリニックの協力のもと共同研究が始まりました。この研究結果は、論文として学会に提出され、2014年3月にも梅有用成分[ウムリン]に関する論文が学会誌に掲載されました。

宇都宮 智子 先生
うつのみやレディースクリニック 院長
医学博士
日本産科婦人科学会認定
産婦人科専門医・指導医

宇津宮 隆史 先生
セント・ルカ産婦人科 院長
医学博士
日本産科婦人科学会認定
産婦人科専門医・指導医
日本人類遺伝学会認定 臨床遺伝専門医
麻酔科標榜医
社会福祉法人別府平和園理事長
大分市医師会監事
Organization
研究体制
社内の研究室では、素材の研究が日夜進められています。
和歌山県立医科大学から論文発表済み、現在は大阪河﨑リハビリテーション大学で研究を進めています。
また、複数のレディースクリニック、産婦人科と協力体制を組み、臨床研究をおこなっています。
和歌山県立医科大学から論文発表済み、現在は大阪河﨑リハビリテーション大学で研究を進めています。
また、複数のレディースクリニック、産婦人科と協力体制を組み、臨床研究をおこなっています。

